この記事でわかること
不調を「待っていい」か「手を打つべき」かに見分ける3つの問い
前職で実際にあった、2つの見立ての例
気になっている店で、その場で確かめるチェック
人気の店は予約が埋まっている。なのに、あの店だけ空きが目立つ。FC本部で加盟店のオーナーと話していたとき、いちばん多く聞いたのが、この種のぼんやりした不安でした。
気持ちはよく分かります。ただ、ここで慌てて値引きや広告を足すと、かえって傷を広げることがあります。大事なのは、その不調が待っていいものなのか、手を打つべきものなのかを先に見分けることです。
POINT
見分けるための、3つの問い
01
季節のせいではないか店舗ビジネスには、新規のお客さんが入りやすい時期と入りにくい時期があります。昨年の同じ月と比べて、同じように落ちていれば、それは店の問題ではなく季節の波かもしれません。
02
外のせいではないか近くに競合が出ていないか。出ていなくても、広告を強めていないか。実際に、お客さんの立場で検索してみると、上に出てくるのが自分の店ではなくなっていることがあります。
03
中のせいではないか予約は入っているのに入会につながらないのか、そもそも予約が減っているのか。スタッフが入れ替わった時期と、数字が落ち始めた時期が重なっていないか。
CASE
前職での相談から
季節の波
「この店、うまくいっていないのでは」
他の店と例年の動きを見ると、ちょうど季節的に調子のいい時期でした。お伝えしたのは「今は大丈夫です。待ちましょう」。その時間は、次の繁忙期に向けた準備に回してもらいました。
競合の広告
「新規のお客さんが減ってきた」
周辺を調べると、近くの競合がGoogle広告を強めていて、お客さんがそちらに流れていました。こちらは同じ土俵で広告費を積むのか、別の入口をつくるのか。打ち手を選び直す必要がありました。
AFTER
「待つ」は、何もしないことではない
待っていいと分かったら、その時間を次の山に向けて使います。スタッフの教育、季節のキャンペーンの準備、来店しているお客さんの継続。慌てて動くより、次につながる時間の使い方です。
怖いのは不調そのものより、
理由を取り違えて打つ一手です。
理由を取り違えて打つ一手です。
見立ての手がかり
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3つの問いを、お店の数字に当てはめて使える1枚にまとめました。LINEでお送りします。どちらとも言えないところがあれば、そのままLINEで一行送ってください。私が直接読んで、短く見立てをお返しします。
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大脇 慎二郎社外の右腕
多店舗展開するスタジオ運営会社のFC本部で、店舗開発の責任者として50店舗を超える店舗の運営支援と出店に関わり、加盟店オーナーと「この店はこの先どうなるか」を話してきました。