大脇 慎二郎 身体と美容の店舗ビジネスの、社外の右腕
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お悩み/THEME 01今の店は、この先どうなるか

あの店は、大丈夫なのか。
待っていい不調と、手を打つべき不調

文・大脇 慎二郎(社外の右腕) [公開日] / 読了 約6分
打ち合わせ席で、数字の表をペンで指しながら話す二人の手元(イメージ)
この記事でわかること
不調を「待っていい」か「手を打つべき」かに見分ける3つの問い
前職で実際にあった、2つの見立ての例
気になっている店で、その場で確かめるチェック

人気の店は予約が埋まっている。なのに、あの店だけ空きが目立つ。FC本部で加盟店のオーナーと話していたとき、いちばん多く聞いたのが、この種のぼんやりした不安でした。

気持ちはよく分かります。ただ、ここで慌てて値引きや広告を足すと、かえって傷を広げることがあります。大事なのは、その不調が待っていいものなのか、手を打つべきものなのかを先に見分けることです。

POINT

見分けるための、3つの問い

01
季節のせいではないか店舗ビジネスには、新規のお客さんが入りやすい時期と入りにくい時期があります。昨年の同じ月と比べて、同じように落ちていれば、それは店の問題ではなく季節の波かもしれません。
02
外のせいではないか近くに競合が出ていないか。出ていなくても、広告を強めていないか。実際に、お客さんの立場で検索してみると、上に出てくるのが自分の店ではなくなっていることがあります。
03
中のせいではないか予約は入っているのに入会につながらないのか、そもそも予約が減っているのか。スタッフが入れ替わった時期と、数字が落ち始めた時期が重なっていないか。
不調の見立てメモ記入例
確かめること 待っていい 手を打つ
昨年の同じ月、他の店の同じ時期他の店も、昨年も、同じように落ちているこの店だけ、今年だけ落ちている
周辺の競合、検索したときの表示競合の動きに変化がない競合が出店した、広告を強めている
予約から入会までの流れ予約数の減り方が季節の波と合っている予約はあるのに入会が減っている
見立ての最初に確かめる3点。実際には、お店ごとに数字と現地の様子を合わせて判断します。
CASE

前職での相談から

季節の波
「この店、うまくいっていないのでは」 他の店と例年の動きを見ると、ちょうど季節的に調子のいい時期でした。お伝えしたのは「今は大丈夫です。待ちましょう」。その時間は、次の繁忙期に向けた準備に回してもらいました。
競合の広告
「新規のお客さんが減ってきた」 周辺を調べると、近くの競合がGoogle広告を強めていて、お客さんがそちらに流れていました。こちらは同じ土俵で広告費を積むのか、別の入口をつくるのか。打ち手を選び直す必要がありました。
AFTER

「待つ」は、何もしないことではない

待っていいと分かったら、その時間を次の山に向けて使います。スタッフの教育、季節のキャンペーンの準備、来店しているお客さんの継続。慌てて動くより、次につながる時間の使い方です。

怖いのは不調そのものより、
理由を取り違えて打つ一手です。
CHECK 気になっている店で、確かめる 当てはまるものにチェックしてください。
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大脇 慎二郎社外の右腕 多店舗展開するスタジオ運営会社のFC本部で、店舗開発の責任者として50店舗を超える店舗の運営支援と出店に関わり、加盟店オーナーと「この店はこの先どうなるか」を話してきました。
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